「ヒト免疫担当細胞の加齢変化に関する研究」 (R0418)に参加された被験者の皆さまへ
「ヒト免疫担当細胞の加齢変化に関する研究」 (R0418)に参加された被験者の皆さまへ
過去に同意を得て将来の研究のために保存している試料と情報を用いて、新たな解析に使用させていただきます。ご自身の試料・情報を下に記す研究に利用することを希望されない方は、問い合わせ窓口までお知らせください。
- はじめに
本研究は、京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会の審査を受け、iPS細胞研究所所長の許可を受けて実施しています。
- 研究機関の名称・研究責任者の氏名
名称:京都大学大学院医学研究科 iPS細胞研究所
研究責任者氏名:濵﨑 洋子
- 研究の目的・意義
本研究は、免疫老化機構の解明を目的としていますが、これまでの研究で、免疫細胞のパターンや免疫応答の能力は、年齢差だけでなく個人差が大きいことが明らかになりました。免疫関連の表現型の差が、遺伝子発現やゲノムの多型、エピゲノムの状態等に起因する可能性を検討し、免疫応答の個人差に影響する要因や、免疫年齢に寄与する要因を同定します。
- 研究実施期間
研究期間は、倫理審査承認日より2024年5月10日までを予定していますが、研究の進展により、倫理審査委員会の承認を受けた上で、延長されることがあります。
- 対象となる試料・情報の取得期間
本研究にて新しく募集する検体やその情報以外に、R0418でこれまで既に得られている試料や情報を用います。
- 試料・情報の利用目的・利用方法
保存した検体の遺伝子発現や遺伝子配列の解析を行います。具体的には、試料・情報を解析業務委託先・共同研究先に送る際には、匿名化し、患者個人が特定できないようにします。
- 利用または提供する試料・情報の項目
末梢血単核球、血漿、血清、臨床情報、免疫応答に係る実験結果
- 当該研究を実施する全ての共同研究機関の名称および研究責任者の職名・氏名
名称:京都大学大学院医学研究科/iPS細胞研究所
研究責任者:濵﨑 洋子(iPS細胞研究所 教授)
- 試料・情報の管理について責任を有する者の氏名または名称
研究責任者・研究代表者:濵﨑 洋子(京都大学iPS細胞研究所 教授)
- 研究対象者またはその代理人の求めに応じて、研究対象者が識別される試料・情報の利用または他の研究機関への提供を停止すること及びその方法
ご自身の試料・情報を研究に利用することを希望されない方は、問い合わせ窓口までその旨お知らせ頂ければ、本研究の試料や情報として使⽤しません。
- 資料の入手・閲覧方法
研究について詳しく知りたい場合は、他の研究対象者の個人情報保護や研究の独創性に支障のない範囲で研究計画書や研究の方法に関する資料を見ることができます。問い合わせ窓口までお問い合わせください。
- 研究結果(偶発的所見を含む)の取り扱い
健康、子孫に受け継がれ得る遺伝的特徴等に関する重要な知見が偶発的に得られた場合、条件によっては開示できる場合があります。問い合わせ窓口までお問い合わせください。 - 研究資金・利益相反
研究資金の種類および提供者:
- 運営費交付金
- 委任経理金(公益信託林女性自然科学者研究助成基金、関西健康・医療学術連絡会、
- 武田科学財団、京都大学コロナワクチン・治療薬開発寄附)
- 受託研究費 AMED
ヒト免疫に関する京都大学サポート機関
- iPS細胞研究基金
- Altos-CiRA 研究プロジェクト
資金提供者は、研究の企画、運営、解析、論文執筆には関与しません。
利益相反については、「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い、「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理しています。
- 問い合わせ先
本研究に関するお問い合わせや過去の保存検体の利用を望まれない方は下記までご連絡ください。
京都大学iPS細胞研究所 教授 濱崎 洋子 電話:075–366–7327
京都大学医学部附属病院 臨床研究相談窓口
(Tel)075-751-4748 (E-mail)ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp